ATD

Section: Maintenance Commands (8)
Updated: 2009-11-14
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名前

atd - 後の実行のためにキューに入れられたジョブを実行する  

書式

atd [-l load_avg] [-b batch_interval] [-d] [-f] [-s]  

説明

atdat(1) によってキューに入れられたジョブを実行します。

 

オプション

-l
負荷の制限を設定します。 バッチジョブは、 これを超えた場合には実行されません。 これはコンパイル時に設定された 0.8 を上書きします。 n 個の CPU を持つ SMP システムにおいては、 おそらくは n-1 に設定するのが適切です。
-b
2 つのバッチジョブを起動する間隔の最小値を、 秒単位で指定します (デフォルトは 60)。
-d
デバッグモード。 syslog(3) を利用せずに、 エラーメッセージを標準エラー出力に表示します。 -f の指定を暗に含みます。
-f
atd をフォアグラウンドで実行します。
-s
at/batch キューを一回のみ処理します。 これは at の旧版との互換性のために主に使用します。 atd -s は古い atrun コマンドと同じです。
 

警告

スプールディレクトリが NFS 経由でマウントされている場合は、 no_root_squash が設定されていても atd は動作しません。  

ファイル

/var/spool/atjobs ジョブを保存するディレクトリです。 モードは 700、 所有者は daemon とします。

/var/spool/atspool 出力結果を保存するディレクトリです。 モードは 700、 所有者は daemon とします。

/etc/at.allow, /etc/at.deny は、 at システムを使用できるユーザーを定めます。  

関連項目

at(1), at.deny(5), at.allow(5), cron(8), crontab(1), syslog(3).  

バグ

atd の機能は cron(8) にマージされることが必要です。

関連キーワード

atd, ATD, 実行, 設定, キュー, ディレクトリ, var, spool, 保存, モード

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