GETPT

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-08-13
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名前

getpt - 新規の擬似端末マスタをオープンする  

書式

#define _GNU_SOURCE             /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <stdlib.h>

int getpt(void);
 

説明

getpt() は、新規の擬似端末デバイスをオープンし、このデバイスを参照するファイルディスクリプターを返す。 これは、 Linux システムにおいては、以下のように擬似端末多重デバイスをオープンするのと等価である。

open("/dev/ptmx", O_RDWR);

但し、 GNU C ライブラリを使用していても、擬似端末多重デバイスがどこか他の場所にあるシステムもある。  

返り値

成功した場合、 getpt() はオープンしたファイルのディスクリプターを返す。 そうでない場合、-1 を返し、 errno にエラーを示す値がセットされる。  

エラー

getpt() は open(2) で説明されている種々のエラーで失敗する可能性がある。  

バージョン

getpt() は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース 属性
getpt() Thread safety MT-Safe
 

準拠

getpt() は glibc 独自である。代わりに posix_openpt(3) を使用すること。  

関連項目

grantpt(3), posix_openpt(3), ptsname(3), unlockpt(3), ptmx(4), pty(7)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

関連キーワード

getpt, GETPT, オープン, エラー, デバイス, バージョン, pages, 参照, 属性, 多重

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Time: 12:08:38 GMT, June 11, 2022