INVOCATION_NAME

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-09-15
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名前

program_invocation_name, program_invocation_short_name - プログラムの起動に使われた名前を取得する  

書式

#define _GNU_SOURCE         /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <errno.h>

extern char *program_invocation_name;
extern char *program_invocation_short_name;
 

説明

program_invocation_name は、呼び出し元プログラムの起動に使用された名前を保持する。 内容は main() の argv[0] の値と同じだが、 program_invocation_name の方はスコープがグローバルである点が異なる。

program_invocation_short_name は、呼び出し元プログラムの起動に使用された名前の basename 部分を 保持する。つまり、この変数の内容は、最後のスラッシュ (/) とそれより前の 部分がある場合、 program_invocation_name からこの部分を削除したものとなる。

これらの変数は glibc のランタイムスタートアップコードで 自動的に初期化される。  

準拠

これらの変数は GNU の拡張であり、 移植性が必要なプログラムでは使用すべきでない。  

注意

Linux 独自のファイル /proc/[number]/cmdline でも同様の情報を得ることができる。  

関連項目

proc(5)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

関連キーワード

invocation, INVOCATION, NAME, 名前, プログラム, pages, 変数, 起動, 部分, short

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Time: 12:08:44 GMT, June 11, 2022