SEEKDIR

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2016-03-15
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名前

seekdir - 次の readdir() 呼び出し用にディレクトリストリーム中の位置を設定する  

書式

#include <dirent.h>

void seekdir(DIR *dirp, long loc);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

seekdir():
 _XOPEN_SOURCE
    || /* glibc 2.19 以降: */ _DEFAULT_SOURCE
    || /* glibc 2.19 以前: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE  

説明

seekdir() 関数は、 readdir(3) の次の呼び出しでの開始位置となる、ディレクトリストリーム中での位置を設定する。 loc 引数には、それ以前の telldir(3) の呼び出しで返された値を渡すべきである。  

返り値

seekdir() 関数は、値を返さない。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース 属性
seekdir() Thread safety MT-Safe
 

準拠

POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, 4.3BSD.  

注意

バージョン 2.1.1 以前の glibc では、 loc 引数の型は off_t であった。 POSIX.1-2001 では long と規定されており、glibc 2.1.2 以降では long になっている。この引数の値に前提を持つ場合には注意が必要であり、理由については telldir(3) を参照のこと。  

関連項目

lseek(2), closedir(3), opendir(3), readdir(3), rewinddir(3), scandir(3), telldir(3)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

関連キーワード

SEEKDIR, seekdir, SOURCE, 位置, pages, 注意, telldir, 参照, long, 属性

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