DateInterval::format

(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PHP 8)

DateInterval::format間隔をフォーマットする

説明

public DateInterval::format(string $format): string

間隔をフォーマットします。

パラメータ

format

次の文字を、 format パラメータ文字列に使用することができます。 フォーマット文字は、パーセント記号 (%) で始めなければなりません。
format 文字 説明 値の例
% リテラルとしての % %
Y 年、数値、先頭に 0 を含む 2 桁 01, 03
y 年、数値 1, 3
M 月、数値、先頭に 0 を含む 2 桁 01, 03, 12
m 月、数値 1, 3, 12
D 日、数値、先頭に 0 を含む 2 桁 01, 03, 31
d 日、数値 1, 3, 31
a DateTime::diff() の結果に使った場合は総日数、それ以外の場合は (unknown) 4, 18, 8123
H 時間、数値、先頭に 0 を含む 2 桁 01, 03, 23
h 時間、数値 1, 3, 23
I 分、数値、先頭に 0 を含む 2 桁 01, 03, 59
i 分、数値 1, 3, 59
S 秒、数値、先頭に 0 を含む 2 桁 01, 03, 57
s 秒、数値 1, 3, 57
F マイクロ秒、少なくとも6桁。足りない分は先頭が0埋めされます。 007701, 052738, 428291
f マイクロ秒、数値 7701, 52738, 428291
R 負の値の場合は "-"、正の値の場合は "+" -, +
r 負の値の場合は "-"、正の値の場合は空文字 -,

戻り値

フォーマットされた間隔を返します。

変更履歴

バージョン 説明
7.1.0 フォーマット文字 Ff が追加されました。

例1 DateInterval の例

<?php

$interval 
= new DateInterval('P2Y4DT6H8M');
echo 
$interval->format('%d days');

?>

上の例の出力は以下となります。

4 days

例2 DateInterval での繰り越しの例

<?php

$interval 
= new DateInterval('P32D');
echo 
$interval->format('%d days');

?>

上の例の出力は以下となります。

32 days

例3 DateInterval および DateTime::diff() での修飾子 %a および %d

<?php

$january 
= new DateTime('2010-01-01');
$february = new DateTime('2010-02-01');
$interval $february->diff($january);

// %a は総日数を出力します
echo $interval->format('%a total days')."\n";

// 一方 %d は、月数に含まれない日数のみを出力します
echo $interval->format('%m month, %d days');

?>

上の例の出力は以下となります。

31 total days
1 month, 0 days

注意

注意:

DateInterval::format() メソッドは、 時刻文字列や日付セグメントでの繰り越しを再計算しません。 これは意図的な仕様です。なぜなら "32 days" のようにオーバーフローした値は "1 month and 4 days" から "1 month and 1 day" までのどれとでも解釈可能だからです。

参考

関連キーワード:  数値, フォーマット, 間隔, DateInterval, format, 先頭, 文字, DateTime, month, 出力