(PHP 5, PHP 7, PHP 8)
array_walk_recursive — 配列の全ての要素に、ユーザー関数を再帰的に適用する
array
配列の各要素にユーザー定義関数
callback
を適用します。
この関数は配列の要素内を再帰的にたどっていきます。
array
入力の配列。
callback
通常、
callback
は引数を二つとります。
array
パラメータの値が最初の引数、
キー/添字は二番目の引数となります。
注意:
callback
により配列の値そのものを変更する必要がある場合、callback
の最初の引数は リファレンス として渡す必要があります。この場合、配列の要素に加えた変更は、 配列自体に対して行われます。
arg
オプションの arg
パラメータが指定された場合、
コールバック関数 callback
への三番目の引数として渡されます。
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。
例1 array_walk_recursive() の例
<?php
$sweet = array('a' => 'apple', 'b' => 'banana');
$fruits = array('sweet' => $sweet, 'sour' => 'lemon');
function test_print($item, $key)
{
echo "$key holds $item\n";
}
array_walk_recursive($fruits, 'test_print');
?>
上の例の出力は以下となります。
a holds apple b holds banana sour holds lemon
キー 'sweet
' が表示されないことにお気づきでしょう。array
を要素として持つキーは関数に渡されません。