fileatime

(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

fileatimeファイルの最終アクセス時刻を取得する

説明

fileatime(string $filename): int|false

指定したファイルの最終アクセス時刻を取得します。

パラメータ

filename

ファイルへのパス。

戻り値

ファイルの最終アクセス時刻を返し、失敗した場合に false を返します。 時間は Unix タイムスタンプとして返されます。

エラー / 例外

失敗したときは E_WARNING が発生します。

例1 fileatime() の例

<?php

// 出力例 somefile.txt was last accessed: December 29 2002 22:16:23.

$filename 'somefile.txt';
if (
file_exists($filename)) {
    echo 
"$filename was last accessed: " date("F d Y H:i:s."fileatime($filename));
}

?>

注意

注意:

ファイルの atime は、 ファイルのデータブロックが読み込まれる度に変更されるとみなされます。 この仕様は、アプリケーションが非常に多くのファイルまたはディレクトリに 常にアクセスする場合に性能上の負荷となる可能性があります。

Unix のファイルシステムの中には、 このようなアプリケーションの性能を向上させるために atime の更新を無効としてマウントできるものもあります。 USENET のニューススプールが一般的な例です。 このようなファイルシステムでは、この関数は使用できません。

注意:

時刻の精度は、 ファイルシステムによって異なることがあります。

注意: この関数の結果は キャッシュされます。詳細は、clearstatcache() を参照してください。

ヒント

PHP 5.0.0 以降、この関数は、 何らかの URL ラッパーと組合せて使用することができます。 どのラッパーが stat() ファミリーをサポートしているかを調べるには サポートするプロトコル/ラッパー を参照してください。

参考

  • filemtime() - ファイルの更新時刻を取得する
  • fileinode() - ファイルの inode を取得する
  • date() - Unixタイムスタンプを書式化する

関連キーワード:  時刻, アクセス, 取得, 最終, ファイル, 関数, fileatime, 注意, Unix, サポート