(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PHP 8, PECL intl >= 1.0.2, PECL idn >= 0.1)
idn_to_ascii — ドメイン名をIDNAのASCII形式に変換する
手続き型
$domain,$flags = IDNA_DEFAULT,$variant = INTL_IDNA_VARIANT_UTS46,&$idna_info = nullUnicode のドメイン名を、IDNAが定めたASCII形式に変換します。
domain変換するドメイン名。UTF-8 にエンコードされている必要があります。
flags変換オプション - IDNA_ ではじまる定数 (IDNA_ERROR_* 定数を除く) の組み合わせです。
variant
IDNA 2003 の場合は INTL_IDNA_VARIANT_2003 (PHP 7.2.0 以降は非推奨)、あるいは
UTS #46 の場合は INTL_IDNA_VARIANT_UTS46 (ICU 4.6 以降のみ利用可能)。
idna_info
このパラメータを使うのは、variant が
INTL_IDNA_VARIANT_UTS46 の場合だけです。
このとき、このパラメータには 'result'、
'isTransitionalDifferent'、そして
'errors' の三つのキーを含む配列が入ります。
'result' にはおそらく不正だと考えられる変換結果、
'isTransitionalDifferent' には
UTS #46 の非移行的な機能を使って結果を変更したかどうかをあらわす boolean 値、そして
'errors' はエラー定数 IDNA_ERROR_*
のビットセットを表します。
IDNA のASCII形式でエンコードされたドメイン名。失敗した場合に false を返します
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 7.4.0 |
variant のデフォルト値が
INTL_IDNA_VARIANT_UTS46 となり、
その代わりに INTL_IDNA_VARIANT_2003 は非推奨となりました。
|
| 7.2.0 |
INTL_IDNA_VARIANT_2003 は非推奨です。代わりに
INTL_IDNA_VARIANT_UTS46 を使用してください。
|
例1 idn_to_ascii() の例
<?php
echo idn_to_ascii('tast.de');
?>
上の例の出力は以下となります。
xn--tst-qla.de