is_soap_fault

(PHP 5, PHP 7, PHP 8)

is_soap_faultSOAP コールが失敗したかどうかを調べる

説明

is_soap_fault(mixed $object): bool

この関数は、SOAP コールが失敗したかどうかを調べたいが、例外を使用したくない 場合に有用です。 この関数を使用するには、オプション exceptions に ゼロまたは false を指定して SoapClient オブジェクトを作成する必要があります。 この場合、SOAP メソッドは、特別な SoapFault オブジェクトを返します。 このオブジェクトには、フォルトの詳細 (faultcode, faultstring, faultactor および faultdetails) が含まれています。

exceptions が設定されていない場合、 SOAPコールは、エラー時に例外を投げます。 is_soap_fault() は指定したパラメータ SoapFault オブジェクトであるかどうかを調べます。

パラメータ

object

検査するオブジェクト

戻り値

エラー時に true、それ以外の場合に false を返します。

例1 is_soap_fault() の例

<?php
$client 
= new SoapClient("some.wsdl", array('exceptions' => 0));
$result $client->SomeFunction();
if (
is_soap_fault($result)) {
    
trigger_error("SOAP Fault: (faultcode: {$result->faultcode}, faultstring: {$result->faultstring})"E_USER_ERROR);
}
?>

例2 SOAP の標準的なエラーレポートメソッドは例外となる

<?php
try {
    
$client = new SoapClient("some.wsdl");
    
$result $client->SomeFunction(/* ... */);
} catch (
SoapFault $fault) {
    
trigger_error("SOAP Fault: (faultcode: {$fault->faultcode}, faultstring: {$fault->faultstring})"E_USER_ERROR);
}
?>

参考

関連キーワード:  コール, 失敗, soap, fault, オブジェクト, SoapFault, 関数, SoapClient, 例外, construct