ob_gzhandler

(PHP 4 >= 4.0.4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

ob_gzhandler出力バッファを gzip 圧縮するための ob_start コールバック関数

説明

ob_gzhandler(string $data, int $flags): string|false

ob_gzhandler()ob_start() 用のコールバック関数として使用されることを意図したもので、 圧縮されたページをサポートしている web ブラウザに対して gz エンコードされたデータを送信することを容易にします。 ob_gzhandler() は 実際に圧縮されたデータを送信する前にブラウザがサポートする content encoding の種類("gzip"、"deflate" またはなし)を調べ、それに基づいて 出力を返します。すべてのブラウザがサポートされています。 というのも、ブラウザは、 自分が圧縮されたページをサポートするかどうかを表す 適切なヘッダを送信することになっているからです。 圧縮されたページをブラウザがサポートしていない場合、 この関数は false を返します。

パラメータ

data

flags

戻り値

例1 ob_gzhandler() の例

<?php

ob_start
("ob_gzhandler");

?>
<html>
<body>
<p>このページは圧縮されます。</p>
</body>
</html>

注意

注意:

ob_gzhandler() は、zlib 拡張モジュールが必要です。

注意:

ob_gzhandler() zlib.output_compression の両方を使用することはできません。 また、 zlib.output_compression を使用すると、それは ob_gzhandler() よりも優先されることに注意してください。

参考

  • ob_start() - 出力のバッファリングを有効にする
  • ob_end_flush() - 出力用バッファをフラッシュ(送信)し、出力のバッファリングをオフにする

関連キーワード:  出力, 圧縮, 関数, gzhandler, バッファ, サポート, 注意, 送信, ページ, zlib