odbc_columns

(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

odbc_columns — 指定したテーブルにあるカラム名のリストを取得する

説明

odbc_columns(
    resource $odbc,
    ?string $catalog = null,
    ?string $schema = null,
    ?string $table = null,
    ?string $column = null
): resource|false

指定したテーブルにあるカラム名のリストを取得します。

パラメータ

odbc

ODBC 接続 ID。詳細は odbc_connect() を参照ください。

catalog

カタログ(ODBC 2 の用語では '修飾子')。

schema

スキーマ (ODBC 2 の用語では '所有者')。 このパラメータには以下の検索パターンを使用できます。 % はゼロ個以上の文字にマッチし、 _ はひとつの文字にマッチします。

table

テーブル名。 このパラメータには以下の検索パターンを使用できます。 % はゼロ個以上の文字にマッチし、 _ はひとつの文字にマッチします。

column

カラム名。 このパラメータには以下の検索パターンを使用できます。 % はゼロ個以上の文字にマッチし、 _ はひとつの文字にマッチします。

戻り値

ODBC 結果 ID を返します。失敗した場合に false を返します。

結果セットは以下のカラムを有しています。

  • TABLE_CAT
  • TABLE_SCHEM
  • TABLE_NAME
  • COLUMN_NAME
  • DATA_TYPE
  • TYPE_NAME
  • COLUMN_SIZE
  • BUFFER_LENGTH
  • DECIMAL_DIGITS
  • NUM_PREC_RADIX
  • NULLABLE
  • REMARKS
  • COLUMN_DEF
  • SQL_DATA_TYPE
  • SQL_DATETIME_SUB
  • CHAR_OCTET_LENGTH
  • ORDINAL_POSITION
  • IS_NULLABLE
ドライバは追加のカラムを返すことが出来ます。

結果セットは TABLE_CAT, TABLE_SCHEM, TABLE_NAME, ORDINAL_POSITION でソートされます。

変更履歴

バージョン 説明
8.0.0 schema, table, column は、nullable になりました。

例

例1 テーブルのカラム一覧を表示する

<?php
$conn = odbc_connect($dsn, $user, $pass);
$columns = odbc_columns($conn, 'TutorialDB', 'dbo', 'test', '%');
while (($row = odbc_fetch_array($columns))) {
    print_r($row);
    break; // further rows omitted for brevity
}
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

Array
(
    [TABLE_CAT] => TutorialDB
    [TABLE_SCHEM] => dbo
    [TABLE_NAME] => TEST
    [COLUMN_NAME] => id
    [DATA_TYPE] => 4
    [TYPE_NAME] => int
    [COLUMN_SIZE] => 10
    [BUFFER_LENGTH] => 4
    [DECIMAL_DIGITS] => 0
    [NUM_PREC_RADIX] => 10
    [NULLABLE] => 0
    [REMARKS] =>
    [COLUMN_DEF] =>
    [SQL_DATA_TYPE] => 4
    [SQL_DATETIME_SUB] =>
    [CHAR_OCTET_LENGTH] =>
    [ORDINAL_POSITION] => 1
    [IS_NULLABLE] => NO
)

参考

関連キーワード: 　テーブル, 取得, リスト, TABLE, NAME, TYPE, COLUMN, マッチ, 文字, 指定