(PECL memcached >= 0.1.0)
Memcached::get — アイテムを取得する
Memcached::get() は、キー
key
に格納されたアイテムを返します。
アイテムが存在して flags
に
Memcached::GET_EXTENDED
が指定されていた場合には、
そのアイテムの CAS トークンの値も返します。CAS トークンの使用法は
Memcached::cas() を参照ください。Read-through キャッシュコールバック
は cache_cb
パラメータで指定します。
key
取得したいアイテムのキー。
cache_cb
Read-through キャッシュコールバック、あるいは null
。
flags
返される結果を制御するフラグ。Memcached::GET_EXTENDED
を指定すると、CAS トークンも返すようになります。
キャッシュに格納された値、あるいは false
を返します。
flags
に Memcached::GET_EXTENDED
が設定されている場合は、キャッシュに格納された値と CAS トークンを含む配列を返します。
キーが存在しない場合、
Memcached::getResultCode() は
Memcached::RES_NOTFOUND
を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
PECL memcached 3.0.0 |
&cas_token パラメータが削除されました。
その代わりに新たに flags パラメータが追加され、ここに
Memcached::GET_EXTENDED を指定すると、CAS トークンも含めて取得するようになります。
|
例1 Memcached::get() の例 #1
<?php
$m = new Memcached();
$m->addServer('localhost', 11211);
$m->set('foo', 100);
var_dump($m->get('foo'));
?>
上の例の出力は以下となります。
int(100)
例2 Memcached::get() の例 #2
<?php
$m = new Memcached();
$m->addServer('localhost', 11211);
if (!($ip = $m->get('ip_block'))) {
if ($m->getResultCode() == Memcached::RES_NOTFOUND) {
$ip = array();
$m->set('ip_block', $ip);
} else {
/* エラーをログに記録します */
/* ... */
}
}
?>