mysqli_result::fetch_column

mysqli_fetch_column

(PHP 8 >= 8.1.0)

mysqli_result::fetch_column -- mysqli_fetch_column結果セットの次の行から、単一のカラムの値を取得する

説明

オブジェクト指向型

public mysqli_result::fetch_column(int $column = 0): null|int|float|string|false

手続き型

mysqli_fetch_column(mysqli_result $result, int $column = 0): null|int|float|string|false

結果セットから1行取得し、 0から始まるインデックスで指定されたカラムの値を返します。 値を取得した後は、この関数をコールするたびに結果セットの次の行の値を返します。 行がもう存在しない場合は false を返します。

注意: この関数は、 NULL フィールドに PHPの null 値を設定します。

パラメータ

result

手続き型のみ: mysqli_query()mysqli_store_result()mysqli_use_result()mysqli_stmt_get_result() が返す mysqli_result オブジェクト。

column

行から取得する、0から始まるカラムの番号。 値を指定しない場合は、最初のカラムの値が返されます。

戻り値

結果セットの次の行から、単一カラムの値を返します。 もう行が存在しない場合は false を返します。

警告

この関数を使ってデータを取得する場合、同じ行から別のカラムの値を取得する方法はありません。

例1 mysqli_result::fetch_column() の例

オブジェクト指向型

<?php

mysqli_report
(MYSQLI_REPORT_ERROR MYSQLI_REPORT_STRICT);
$mysqli = new mysqli("localhost""my_user""my_password""world");

$query "SELECT CountryCode, Name FROM City ORDER BY ID DESC LIMIT 5";

$result $mysqli->query($query);

/* fetch a single value from the second column */
while ($Name $result->fetch_column(1)) {
    
printf("%s\n"$Name);
}

手続き型

<?php

mysqli_report
(MYSQLI_REPORT_ERROR MYSQLI_REPORT_STRICT);
$mysqli mysqli_connect("localhost""my_user""my_password""world");

$query "SELECT CountryCode, Name FROM City ORDER BY ID DESC LIMIT 5";

$result mysqli_query($mysqli$query);

/* fetch a single value from the second column */
while ($Name mysqli_fetch_column($result1)) {
    
printf("%s\n"$Name);
}

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

Rafah
Nablus
Jabaliya
Hebron
Khan Yunis

参考

  • mysqli_fetch_all() - 結果のすべての行を連想配列・数値添字配列あるいはその両方の形式で取得する
  • mysqli_fetch_array() - 結果セットの次の行を連想配列・数値添字配列あるいはその両方の形式で取得する
  • mysqli_fetch_assoc() - 結果セットの次の行を連想配列で取得する
  • mysqli_fetch_object() - 結果セットの次の行を取得し、オブジェクトとして返す
  • mysqli_fetch_row() - 結果セットの次の行を数値添字配列で取得する
  • mysqli_data_seek() - 結果の任意の行にポインタを移動する

関連キーワード:  mysqli, 取得, セット, result, fetch, カラム, column, 単一, ,