Phar のシグネチャの書式

シグネチャを含む Phar は、常にシグネチャを保持しています。 シグネチャの場所は、 ローダ、マニフェスト、実際のファイルの内容に続く Phar アーカイブの最後の部分です。 現在サポートしているシグネチャのフォーマットは MD5, SHA1, SHA256, SHA512, OPENSSL です。

シグネチャのフォーマット
バイト長 説明
可変長 実際のシグネチャ。SHA1 の場合は 20 バイト、 MD5 の場合は 16 バイト、 SHA256 の場合は 32 バイト、 そして SHA512 の場合は 64 バイトとなります。 OPENSSL の場合は、秘密鍵の長さに応じて変化します。
4 バイト シグネチャのフラグ。0x0001 は MD5 シグネチャ、そして 0x0002 は SHA1 シグネチャ、 0x0003 は SHA256 シグネチャ、 0x0004 は SHA512 シグネチャを表します。 SHA256 および SHA512 は、API バージョン 1.1.0 以降で利用可能です。 0x0010 は OPENSSL シグネチャを表します。 これは API バージョン 1.1.1 以降、 かつ OpenSSL と共にビルドされている場合にのみ利用可能です。
4 バイト GBMB という固定値で、 シグネチャが存在することを表します。

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