(PHP 7, PHP 8)
ReflectionFunctionAbstract::hasReturnType — 関数が戻り値の型を指定しているかを調べる
リフレクションされた関数が、戻り値の型を指定しているかを調べます
この関数にはパラメータはありません。
関数が戻り値の型を指定しているなら true
を返します。
指定していないなら false
を返します。
例1 ReflectionFunctionAbstract::hasReturnType() の例
<?php
function to_int($param) : int {
return (int) $param;
}
$reflection1 = new ReflectionFunction('to_int');
var_dump($reflection1->hasReturnType());
上の例の出力は以下となります。
bool(true)
例2 ビルトイン関数で使う
<?php
$reflection2 = new ReflectionFunction('array_merge');
var_dump($reflection2->hasReturnType());
上の例の出力は以下となります。
bool(false)
こうなるのは、たくさんの内部関数が引数や戻り値に型を指定していないからです。 よって、このメソッドはビルトイン関数に使わないのが最適です。