SplFileObject::fpassthru

(PHP 5 >= 5.1.0, PHP 7, PHP 8)

SplFileObject::fpassthruファイルポインタに残っているデータをすべて出力する

説明

public SplFileObject::fpassthru(): int

与えられたファイルポインタの現在位置から終端までを読み込み結果を出力バッファに書き出します。

既にデータをファイルに書き込んでいる場合、ファイルポインタをファイルの始めにリセットするために SplFileObject::rewind() を呼び出すことが必要になる場合があります。

パラメータ

この関数にはパラメータはありません。

戻り値

handle から読み込まれ出力を通して渡された文字数を返します。

例1 SplFileObject::fpassthru() の例

<?php

// ファイルをバイナリモードでオープンする
$file = new SplFileObject("./img/ok.png""rb");

// 正しいヘッダを送出する
header("Content-Type: image/png");
header("Content-Length: " $file->getSize());

// 画像をダンプしてスクリプトを終了させる
$file->fpassthru();
exit;

?>

参考

  • fpassthru() - ファイルポインタ上に残っているすべてのデータを出力する

関連キーワード:  出力, ポインタ, データ, SplFileObject, ファイル, fpassthru, パラメータ, rewind, 文字数, handle