電源操作

[更新: 2018年11月21日]

サーバやアプライアンスに電源を投入したり、起動中のサーバをシャットダウンする電源操作についての説明です。

概要

さくらのクラウド上で作成したサーバは、NICやディスクの追加のためにサーバを停止状態にしたい、アクセスが増加したので停止させていたサーバを起動しサービスクラスタに組み入れたい、動作中のOSが不安定なので一旦再起動させたい場合など、お客様の任意のタイミングで電源の投入・遮断などの操作が可能です。

ここではサーバの電源操作の手順について説明します。

操作の種類

さくらのクラウドで実行可能な電源操作は以下の通りです。

起動 サーバへ電源投入し、起動させます
シャットダウン サーバの電源ボタン押下をエミュレートします。
ACPIに対応したOSの場合、シャットダウン処理が開始され自動的に電源オフ状態となります。
強制リブート サーバのリセットボタン押下をエミュレートします。
状態に関わらずOSの動作が中断し、起動手順が開始されます。
強制停止 サーバの電源をオフにします。サーバは操作実行時点で電源断されます。

注意

強制リブートや強制停止を実行した場合、通常のシャットダウン操作によるOS停止処理が行われないため、ディスクの不整合などにより次回ブート時に不具合が発生する場合があります。OSの高負荷やフリーズにより、ターミナル内でのシャットダウン・リブート操作、または電源メニューの「シャットダウン」で反応がない場合を除いては使用しないことを推奨します。

操作方法

対象のサーバ、またはアプライアンスを選択状態にした状態で、右上の電源操作メニューより行います。

また、メニューの表示により現在の電源状況を確認することができます。

メニューのサーバ状態表示 サーバ/アプライアンスの状態
on 電源が投入された状態です。
off 電源が未通電の状態です。
cleaning サーバのシャットダウン完了後、クラウド基盤上のデータベースを更新している状態です。
この状態で電源操作は行えませんが通常数秒~数十秒以内にOFF状態に遷移します。

ヒント

情報タブ画面内の「ステータス」欄でも電源状況を確認することができます。