セルフホストランナーのセットアップ¶
さくらのクラウドのスタートアップスクリプト「セルフホストランナーのセットアップ」に関するページです。
1. 概要¶
GitHub Actionsワークフロー中で使用するランナーとして独自のランナーをホストできる、GitHub セルフホストランナー を簡単にセットアップできるスタートアップスクリプトです。
項目 | 概要・バージョン |
---|---|
対応OS | Ubuntu 18.04 , Ubuntu 20.04 |
GitHubリポジトリ | インストール時にURL入力(必須) |
トークン | インストール時に入力(必須) |
GitHub上に表示されるランナーの名前 | インストール時に入力(省略可) |
2. 事前準備とスクリプトの処理内容¶
スタートアップスクリプトの内部処理¶
項目 | 概要 |
---|---|
Dockerのインストール | 公式のリファレンスにしたがってDockerのインストールをおこないます |
runnerユーザの追加 | セルフホストランナーが実行されるユーザを追加します |
セルフホストランナーのインストール | 公式のスクリプトconfig.shとsvc.shを実行してインストールを行います(/opt/actions-runner) |
3. 利用手順¶
「セルフホストランナーのセットアップ」スタートアップスクリプトは以下の手順で作成・設定を行います。
GitHub上でトークンを取得¶
GitHubのリポジトリのSettings > Actions > Runners > Add Runner > Configureから、URLとトークンをコピーしておきます。

サーバの作成手順(1)¶
メニューの「サーバ」をクリックし、右上の「追加」をクリックします。
サーバ作成時に、シンプルモードのチェックを外します。
アーカイブは、[Ubuntu 18.04]または[Ubuntu 20.04]を選択します。
サーバの作成手順(2):スタートアップスクリプトの指定¶
「スタートアップスクリプト」のラジオボタンで「shell」を選択し、「配置するスタートアップスクリプト」で「SelfHostedRunner」を選択します。

登録先のリポジトリ、またはオーガニゼーション¶
GitHubから取得したURLを入力します。
トークン¶
GitHubから取得したトークンを入力します。
ランナーの名前¶
GitHub上に表示されるランナーの名前です。この項目を省略するとUUIDが生成され、その値が表示されます。