Collator::compare

collator_compare

(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PHP 8, PECL intl >= 1.0.0)

Collator::compare -- collator_compareふたつの Unicode 文字列を比較する

説明

オブジェクト指向型

public Collator::compare(string $string1, string $string2): int|false

手続き型

collator_compare(Collator $object, string $string1, string $string2): int|false

ふたつの Unicode 文字列を、比較規則にもとづいて比較します。

パラメータ

object

Collator オブジェクト。

string1

最初の文字列。

string2

2 番目の文字列。

戻り値

比較結果を返します。

  • string1string2 より 大きい ときは 1

  • string1string2等しい ときは 0

  • string1string2 より 小さい ときは -1

エラー時には false を返します。

警告

この関数は論理値 false を返す可能性がありますが、false として評価される値を返す可能性もあります。 詳細については 論理値の セクションを参照してください。この関数の返り値を調べるには ===演算子 を 使用してください。

例1 collator_compare() の例

<?php
$s1 
'Hello';
$s2 'hello';

$coll collator_create'en_US' );
$res  collator_compare$coll$s1$s2 );

if (
$res === false) {
    echo 
collator_get_error_message$coll );
} else if( 
$res ) {
    echo 
"s1 is greater than s2\n";
} else if( 
$res ) {
    echo 
"s1 is less than s2\n";
} else {
    echo 
"s1 is equal to s2\n";
}
?>

上の例の出力は以下となります。


s1 is greater than s2

例2 ダイアクリティカルマークや、大文字小文字の区別を無視して比較する

<?php
$c 
= new Collator'en' );
$c->setStrengthCollator::PRIMARY );
if ( 
$c->compare'Séan''Sean' ) == )
{
    echo 
"The same\n";
}

上の例の出力は以下となります。


The same

この例は、collator に基本的な文字のみを考慮するように指示します。 Collator->setStrength() のドキュメントは、照合強度の違いについて説明しています。

参考

関連キーワード:  比較, Collator, ふたつ, compare, collator, string, 論理, 関数, int, 出力