DateInterval::__construct

(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PHP 8)

DateInterval::__construct新しい DateInterval オブジェクトを作成する

説明

public DateInterval::__construct(string $duration)

新しい DateInterval オブジェクトを作成します。

パラメータ

duration

間隔。

最初は P から始まります。これは period を表します。 間隔の単位は、整数値の後に間隔指示子をつけて表します。 時間の要素を含む場合は、時間部分の前に文字 T を入れます。

duration の間隔指示子
間隔指示子 説明
Y
M
D
W 週。日付に変換されます。 PHP 8.0.0 より前のバージョンでは、 D と組み合わせて使えませんでした。
H 時間
M
S

いくつか簡単な例を示しましょう。 P2D は 2 日、 PT2S は 2 秒、そして P6YT5M は 6 年と 5 分を表します。

注意:

複数の単位を指定するときは、 大きな単位を左、小さな単位を右の順に書かなければなりません。 つまり年は月より先、月は日より先、日は分より先などとなります。 1 年と 4 日を表すのは P1Y4D であり、P4D1Y ではありません。

日付と時刻で間隔を指定することもできます。 1 年と 4 日をこの方式で表すと P0001-00-04T00:00:00 のようになります。 しかし、この方式では繰り返し単位以上の値を指定することはできません (たとえば 25 時間などとは指定できません)。

これらのフォーマットは » ISO 8601 duration specification に基づくものです。

エラー / 例外

duration を間隔としてパースできないときに Exception をスローします。

変更履歴

バージョン 説明
8.2.0 アクセス可能なプロパティは y, f, invert, days だけになりました。 新しい boolean プロパティ from_string もアクセス可能です。
8.0.0 W が、D と組み合わせて使えるようになりました。

例1 DateInterval の例

<?php

$interval 
= new DateInterval('P1W2D');
var_dump($interval);

?>

上の例の PHP 8.2 での出力は、このようになります。:

object(DateInterval)#1 (10) {
  ["y"]=>
  int(0)
  ["m"]=>
  int(0)
  ["d"]=>
  int(9)
  ["h"]=>
  int(0)
  ["i"]=>
  int(0)
  ["s"]=>
  int(0)
  ["f"]=>
  float(0)
  ["invert"]=>
  int(0)
  ["days"]=>
  bool(false)
  ["from_string"]=>
  bool(false)
}

上の例の PHP 8 での出力は、このようになります。:

object(DateInterval)#1 (16) {
  ["y"]=>
  int(0)
  ["m"]=>
  int(0)
  ["d"]=>
  int(9)
  ["h"]=>
  int(0)
  ["i"]=>
  int(0)
  ["s"]=>
  int(0)
  ["f"]=>
  float(0)
  ["weekday"]=>
  int(0)
  ["weekday_behavior"]=>
  int(0)
  ["first_last_day_of"]=>
  int(0)
  ["invert"]=>
  int(0)
  ["days"]=>
  bool(false)
  ["special_type"]=>
  int(0)
  ["special_amount"]=>
  int(0)
  ["have_weekday_relative"]=>
  int(0)
  ["have_special_relative"]=>
  int(0)
}

上の例の PHP 7 での出力は、このようになります。

object(DateInterval)#1 (16) {
  ["y"]=>
  int(0)
  ["m"]=>
  int(0)
  ["d"]=>
  int(2)
  ["h"]=>
  int(0)
  ["i"]=>
  int(0)
  ["s"]=>
  int(0)
  ["f"]=>
  float(0)
  ["weekday"]=>
  int(0)
  ["weekday_behavior"]=>
  int(0)
  ["first_last_day_of"]=>
  int(0)
  ["invert"]=>
  int(0)
  ["days"]=>
  bool(false)
  ["special_type"]=>
  int(0)
  ["special_amount"]=>
  int(0)
  ["have_weekday_relative"]=>
  int(0)
  ["have_special_relative"]=>
  int(0)
}

参考

関連キーワード:  int, DateInterval, オブジェクト, 作成, 間隔, DateTime, special, 単位, relative, invert