DOMXPath::evaluate

(PHP 5 >= 5.1.0, PHP 7, PHP 8)

DOMXPath::evaluate 与えられた XPath 式を評価し、可能であれば結果を返す

説明

public DOMXPath::evaluate(string $expression, ?DOMNode $contextNode = null, bool $registerNodeNS = true): mixed

与えられた XPath 式 expression を実行し、 可能であれば型付けされた結果を返します。

パラメータ

expression

実行する XPath 式。

contextNode

相対 XPath クエリを実行する場合に、オプションで基準ノードを指定することが可能です。 デフォルトでは、クエリは root 要素に対する相対パスとなります。

registerNodeNS

オプションの registerNodeNS で、 コンテキストノードの自動登録を無効にすることができます。

戻り値

可能であれば型付けされた結果、あるいは指定された XPath 式 expression にマッチするすべてのノードを含む DOMNodeList を返します。

expression が不正な形式な場合や contextNode が無効な場合は、 DOMXPath::evaluate()false を返します。

例1 英語の書籍の数を取得する

<?php

$doc 
= new DOMDocument;

$doc->load('book.xml');

$xpath = new DOMXPath($doc);

$tbody $doc->getElementsByTagName('tbody')->item(0);

// tbody ノードを基準とした相対クエリとなります
$query 'count(row/entry[. = "en"])';

$entries $xpath->evaluate($query$tbody);
echo 
"There are $entries english books\n";

?>

上の例の出力は以下となります。

There are 2 english books

参考

関連キーワード:  評価, DOMXPath, expression, evaluate, 実行, registerNodeNS, contextNode, ノード, query, 型付け