ftp_set_option

(PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

ftp_set_optionさまざまな FTP 実行時オプションを設定する

説明

ftp_set_option(FTP\Connection $ftp, int $option, int|bool $value): bool

この関数は、指定した FTP 接続に関してのさまざまな実行時オプションを 制御します。

パラメータ

ftp

FTP\Connection クラスのインスタンス

option

現在、以下のオプションがサポートされています:

サポートされる実行時 FTP オプション
FTP_TIMEOUT_SEC 全てのネットワーク関連関数に関して秒単位でタイムアウトを変更 します。valueは、 0 より大きい整数値である必要があります。 デフォルトのタイムアウトは90秒です。
FTP_AUTOSEEK 有効になっている場合は、GET や PUT のリクエストが resumeposstartpos のパラメータ付きで実行されるとファイル中の該当位置をシークします。 デフォルトで有効になっています。
FTP_USEPASVADDRESS このオプションを無効にすると、PHP は PASV コマンドからのレスポンスとして FTPサーバから返されたIPアドレスを無視します。 代わりに、ftp_connect() で与えられた IPアドレスを使います。 value は、bool でなければなりません。

value

このパラメータの内容は、どの option を変更しようとしているかによって変わります。

戻り値

オプションが設定できた場合に true 、そうでない場合に false を返します。 option がサポートされていなかった場合や option が想定していない値を value に渡した場合は警告メッセージが発生します。

変更履歴

バージョン 説明
8.1.0 引数 ftp は、FTP\Connection のインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、リソース を期待していました。

例1 ftp_set_option() の例

<?php
// ネットワークのタイムアウトを 10 秒に設定する
ftp_set_option($ftpFTP_TIMEOUT_SEC10);
?>

参考

  • ftp_get_option() - カレントの FTP 接続での種々の実行時動作を取得する

関連キーワード:  実行, option, 設定, オプション, パラメータ, 関数, Connection, 変更, サポート, バージョン