(PHP 5, PHP 7, PHP 8)
imagexbm — XBM 画像をブラウザあるいはファイルに出力する
imagewbmp() は、指定した
image
を
XBM にして出力あるいは保存します。
注意: imagexbm() はパディングを一切行わないので、 画像の幅は 8 の倍数でなければいけません。 PHP 7.0.9 以降では、この制約がなくなりました。
image
imagecreatetruecolor()のような画像作成関数が返す GdImage オブジェクト。
filename
画像の保存先のパスを文字列で指定します。null
を設定した場合は、画像ストリームを直接出力します。
filename
(拡張子 .xbm を除いた部分)
は、XBM の C 識別子としても用いられます。
そのため、現在のロケールで扱える英数字以外の文字は、アンダースコアに置き換えられます。
filename
を null
にすると、
image
を使って C 識別子を作ります。
foreground_color
このパラメータで、 前景の色を指定できます。imagecolorallocate() で 取得した ID を使用してください。デフォルトの前景色は黒です。 その他の色はすべて、背景色として扱われます。
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。
しかしながら、libgd がイメージの出力に失敗した場合、この関数は true
を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
8.0.0 |
image は、
GdImage
クラスのインスタンスを期待するようになりました。
これより前のバージョンでは、resource が期待されていました。
|
8.0.0 |
foreground_color は、
nullable になりました。
|
8.0.0 | 使われていなかった第4引数は削除されました。 |
例1 XBM ファイルの保存
<?php
// 空の画像を作成してテキストを追加します
$im = imagecreatetruecolor(120, 20);
$text_color = imagecolorallocate($im, 233, 14, 91);
imagestring($im, 1, 5, 5, 'A Simple Text String', $text_color);
// 画像を保存します
imagexbm($im, 'simpletext.xbm');
// メモリを開放します
imagedestroy($im);
?>
例2 別の前景色による XBM ファイルの保存
<?php
// 空の画像を作成してテキストを追加します
$im = imagecreatetruecolor(120, 20);
$text_color = imagecolorallocate($im, 233, 14, 91);
imagestring($im, 1, 5, 5, 'A Simple Text String', $text_color);
// 別の前景色を設定します
$foreground_color = imagecolorallocate($im, 255, 0, 0);
// 画像を保存します
imagexbm($im, NULL, $foreground_color);
// メモリを開放します
imagedestroy($im);
?>