mt_getrandmax

(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

mt_getrandmax — 乱数値の最大値を表示する

説明

mt_getrandmax(): int

mt_rand() のコールにより返される最大の値を返します。

パラメータ

この関数にはパラメータはありません。

戻り値

mt_rand() を引数なしでコールしたときに取得できる乱数の最大値を返します。 mt_rand() の max に指定する値をこの値以下にしておけば、結果がスケールアップされて無作為性が低下することを避けられます。

例

例1 ランダムな浮動小数点数の算出

<?php
function randomFloat($min = 0, $max = 1) {
    return $min + mt_rand() / mt_getrandmax() * ($max - $min);
}

var_dump(randomFloat());
var_dump(randomFloat(2, 20));
?>

上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。

float(0.91601131712832)
float(16.511210331931)

参考

  • mt_rand() - メルセンヌ・ツイスター乱数生成器を介して乱数値を生成する
  • mt_srand() - メルセンヌ・ツイスター乱数生成器にシードを指定する
  • getrandmax() - 乱数の最大値を取得する

関連キーワード: 　乱数, 最大, 表示, rand, getrandmax, 生成, パラメータ, float, 取得, 関数