pg_lo_import

(PHP 4 >= 4.2.0, PHP 5, PHP 7, PHP 8)

pg_lo_importファイルからラージオブジェクトをインポートする

説明

pg_lo_import(PgSql\Connection $connection = ?, string $pathname, mixed $object_id = ?): int

pg_lo_import() は、ファイルシステム上のファイルの データをもとにして新しいラージオブジェクトをデータベース内に作成します。

ラージオブジェクトインターフェイスは、トランザクションブロックの中で 使用する必要があります。

注意:

この関数は、以前は pg_loimport() と呼ばれていました。

パラメータ

connection

PgSql\Connection クラスのインスタンス。 connection が指定されない場合は、デフォルトの接続を使います。 デフォルトの接続とは、pg_connect() または pg_pconnect() によって確立された直近の接続です。

警告

PHP 8.1.0 以降では、デフォルトの接続を使うことは推奨されなくなりました。

pathname

クライアントのファイルシステムからラージオブジェクト用データを 読み込む際のフルパスとファイル名。

object_id

object_id が指定されると、 この関数は指定された ID のラージオブジェクトを作成しようとします。 それ以外の場合は、サーバーから割り当てられたオブジェクト ID を使用します。 このパラメータは PostgreSQL 8.1 以降の新機能に依存しています。

戻り値

作成されたラージオブジェクトの OID を返します。 失敗した場合に false を返します

変更履歴

バージョン 説明
8.1.0 connection は、PgSql\Connection クラスのインスタンスを期待するようになりました。 これより前のバージョンでは、リソース を期待していました。

例1 pg_lo_import() の例

<?php
   $database 
pg_connect("dbname=jacarta");
   
pg_query($database"begin");
   
$oid pg_lo_import($database'/tmp/lob.dat');
   
pg_query($database"commit");
?>

参考

  • pg_lo_export() - ラージオブジェクトをファイルにエクスポートする
  • pg_lo_open() - ラージオブジェクトをオープンする

関連キーワード:  ラージオブジェクト, lo, ファイル, import, 接続, connection, 作成, 関数, PgSql, Connection