(PHP 4 >= 4.0.2, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
php_uname — PHP が稼動しているオペレーティングシステムに関する情報を返す
$mode
= "a"): string
php_uname() は、PHP が稼動しているオペレーティング
システムに関する説明を返します。これは、phpinfo()
の出力の先頭に出てくるものと同じです。
単に OS の名前を取得したい場合には
PHP_OS
定数の利用を考えてください。ただし、
この定数が返すのは PHP が構築された OS の
情報であることに注意しましょう。
古い UNIX プラットフォームの中には現在の OS 情報を取得できないものもあります。 そんな場合は、PHP をビルドした OS の情報を表示します。 これがおこるのは、 uname() ライブラリコールが存在しないか機能していない場合のみです。
mode
mode
は、どのような情報を返すのかを一文字で指定します:
'a'
: デフォルトです。すべてのモードを
"s n r v m"
の順で返します。
's'
: オペレーティングシステム名。
例: FreeBSD
'n'
: ホスト名。
例: localhost.example.com
'r'
: リリース名。
例: 5.1.2-RELEASE
'v'
: バージョン情報。
オペレーティングシステムによって大きく変わります。
'm'
: マシン型。例: i386
説明を文字列で返します。
例1 php_uname() の例
<?php
echo php_uname();
echo PHP_OS;
/* 出力の例
Linux localhost 2.4.21-0.13mdk #1 Fri Mar 14 15:08:06 EST 2003 i686
Linux
FreeBSD localhost 3.2-RELEASE #15: Mon Dec 17 08:46:02 GMT 2001
FreeBSD
Windows NT XN1 5.1 build 2600
WINNT
*/
if (strtoupper(substr(PHP_OS, 0, 3)) === 'WIN') {
echo 'このサーバーは Windows です!';
} else {
echo 'このサーバーは Windows ではありません!';
}
?>
関連する 定義済みの定数 を使うほうが簡単なこともあります。例えばこのようになります。
例2 OS 関連の定数の例
<?php
// *nix
echo DIRECTORY_SEPARATOR; // /
echo PHP_SHLIB_SUFFIX; // so
echo PATH_SEPARATOR; // :
// Win*
echo DIRECTORY_SEPARATOR; // \
echo PHP_SHLIB_SUFFIX; // dll
echo PATH_SEPARATOR; // ;
?>