tcpwrap_check

(PECL tcpwrap >= 0.1.0)

tcpwrap_checktcpwrap のチェックを実行する

説明

tcpwrap_check(
    string $daemon,
    string $address,
    string $user = ?,
    bool $nodns = false
): bool

この関数は /etc/hosts.allow および /etc/hosts.deny の内容をもとに、あるクライアントが daemon サービスへのアクセスを許可されているか 否かを調べます。

パラメータ

daemon

サービスの名前。

address

クライアントのリモートアドレス。IP アドレスあるいはドメイン名の どちらでも指定可能。

user

ユーザー名(オプション)。

nodns

address がドメイン名の場合、それを IP アドレスに名前解決するために DNS が使用されます。 nodnstrue に指定すると、この処理を 禁止します。

戻り値

アクセスが許可されている場合に true 、それ以外の場合に false を返します。

例1 ローカルホストからの全接続を拒否する

/etc/hosts.deny ファイルに以下の行が含まれており、

php: 127.0.0.1

以下のようなコードを実行する

<?php
if (!tcpwrap_check('php'$_SERVER['REMOTE_ADDR'])) {
  die(
'You are not welcome here');
}
?>

参考

詳細な情報は、hosts_access(3) の man ページを参照ください。

関連キーワード:  tcpwrap, 実行, チェック, hosts, 関数, アドレス, check, string, daemon, nodns