(PECL wincache >= 1.1.0)
wincache_scache_info — セッションキャッシュにキャッシュされたファイルについての情報を取得する
$summaryonly
= false
): array|falseセッションキャッシュの中身とその利用状況についての情報を取得します。
summaryonly
返される配列に、セッションキャッシュの概要に加えて個々のキャッシュエントリの情報を含めるかどうか。
セッションキャッシュについてのメタデータの配列を返します。失敗した場合に false
を返します
この関数が返す配列には次の要素が含まれます。
total_cache_uptime
- セッションキャッシュがアクティブになってからの経過秒数。
total_item_count
- 現在セッションキャッシュに入っている要素の数。
is_local_cache
- メタデータがローカルキャッシュ用のものである場合に true、
グローバルキャッシュ用のものである場合に false。
total_hit_count
- キャッシュからファイルが取り出された回数。
total_miss_count
- ファイルがキャッシュに見つからなかった回数。
scache_entries
- キャッシュされているアイテムに関する情報を含む配列。
key_name
- データを保存する際に使うキーの名前。
value_type
- キーに関連づけて格納する値の型。
use_time
- セッションキャッシュ内でアクセスされてからの経過秒数。
last_check
- ファイルの変更をチェックされてからの経過秒数。
ttl_seconds
- データをキャッシュ内に残す残り時間。0 は無制限。
age_seconds
- データがキャッシュに追加されてからのおよその経過時間。
hitcount
- キャッシュからファイルが取り出された回数。
例1 wincache_scache_info() の例
<pre>
<?php
print_r(wincache_scache_info());
?>
</pre>
上の例の出力は以下となります。
Array ( [total_cache_uptime] => 17357 [total_file_count] => 121 [total_hit_count] => 36562 [total_miss_count] => 201 [scache_entries] => Array ( [1] => Array ( [file_name] => c:\inetpub\wwwroot\checkcache.php [add_time] => 17356 [use_time] => 7 [last_check] => 10 [hit_count] => 454 [function_count] => 0 [class_count] => 1 ) [2] => Array (...iterates for each cached file) ) )