演算子とは、ひとつ以上の値 (あるいはプログラミング用語における「式」) から別の値 (制御構造が式になるように) を生み出すものです。
演算子は、受け取る値の数によって分類することができます。単項演算子はひとつの値だけを受け取るもので、
!
(
論理否定演算子) や
++
(
加算子)
などです。二項演算子はふたつの値を受け取ります。おなじみの
算術演算子 である
+
(加算) や -
(減算)
など PHP の演算子の大半はこの分類に含まれます。最後は三つの値を受け取る
三項演算子
で、これは ? :
だけしかありません。この演算子はしばしば、単に
"三項演算子" と呼ばれます (しかし、より適切な呼び方としては
条件演算子と呼ぶほうがよいでしょう)。
PHP の演算子の完全な一覧は、 演算子の優先順位 の欄にあります。この節では演算子の優先順位と結合性について説明します。 複数の演算子を組み合わせたときにどう評価されるのかは、優先順位と結合性で決まります。