Memcache::add

(PECL memcache >= 0.2.0)

Memcache::add — サーバーに項目を追加する

説明

Memcache::add(
    string $key,
    mixed $var,
    int $flag = ?,
    int $expire = ?
): bool

Memcache::add() は、サーバーに同名のキーが存在しない 場合に限り、key というキーで 値 var を格納します。 memcache_add() 関数を使用することも可能です。

パラメータ

key

項目に関連付けられたキー。

var

格納する値。文字列および整数値はそのままの形式で、それ以外の型は シリアライズされて格納されます。

flag

項目を圧縮して格納する場合に MEMCACHE_COMPRESSED を使用します (zlib を使用します)。

expire

項目の有効期限。ゼロの場合は有効期限なし (いつまでも有効) となります。Unix タイムスタンプ形式、あるいは現在からの 秒数で指定することが可能ですが、後者の場合は秒数が 2592000 (30 日) を超えることはできません。

戻り値

成功した場合に true を、失敗した場合に false を返します。 もし同名のキーが既に存在する場合は false を返します。 それ以外は、Memcache::add() の振る舞いは Memcache::set() と同じです。

例

例1 Memcache::add() の例

<?php

$memcache_obj = memcache_connect("localhost", 11211);

/* 手続き型の API */
memcache_add($memcache_obj, 'var_key', 'test variable', false, 30);

/* オブジェクト指向の API */
$memcache_obj->add('var_key', 'test variable', false, 30);

?>

参考

関連キーワード: 　Memcache, サーバー, 追加, 項目, 格納, キー, key, var, 同名, 形式