定義済み定数

以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。

PREG 定数
定数 説明 使用可能
PREG_PATTERN_ORDER $matches[0] はパターン全体にマッチした文字列の配列、 $matches[1] は第 1 のキャプチャ用サブパターンにマッチした文字列の配列、 といったように結果の順序を指定します。 このフラグは、preg_match_all() でのみ使用されます。  
PREG_SET_ORDER $matches[0] は 1 回目のマッチングでキャプチャした値の配列、 $matches[1] は 2 回目のマッチングでキャプチャした値の配列、 といったように結果の順序を指定します。 このフラグは、preg_match_all() でのみ使用されます。  
PREG_OFFSET_CAPTURE PREG_SPLIT_OFFSET_CAPTURE の説明を参照してください。  
PREG_SPLIT_NO_EMPTY このフラグは、preg_split() が、空文字列でないものだけ を返すようにします。  
PREG_SPLIT_DELIM_CAPTURE このフラグは、preg_split() が 文字列分割用のパターン中のカッコによるサブパターンでキャプチャされた値も 同時に返すようにします。  
PREG_SPLIT_OFFSET_CAPTURE このフラグを設定した場合、各マッチに対応する文字列のオフセットも返されます。 これにより、戻り値は配列となり、配列の要素 0 はマッチした文字列、 要素 1 は対象文字列中におけるマッチした文字列のオフセット値となることに注意してください。 このフラグは preg_split() のみで使用されます。  
PREG_UNMATCHED_AS_NULL このフラグは、 preg_match()preg_match_all() 関数で マッチしなかったサブパターンがあった場合に、 $matchesnull を入れることで伝えます。 このフラグがないと、マッチしなかったサブパターンは いかにも空文字列にマッチしたかのように空文字列として通知されます。 このフラグを設定することで、これらふたつの場合を区別できます。 7.2.0
PREG_NO_ERROR エラーが存在しなかった場合に preg_last_error() から返されます。 5.2.0
PREG_INTERNAL_ERROR PCRE 内部エラーが発生した場合に preg_last_error() から返されます。 5.2.0
PREG_BACKTRACK_LIMIT_ERROR backtrack limit に達した場合に preg_last_error() から返されます。 5.2.0
PREG_RECURSION_LIMIT_ERROR recursion limit に達した場合に preg_last_error() から返されます。 5.2.0
PREG_BAD_UTF8_ERROR 壊れている UTF8 データによって直近のエラーが発生した場合に preg_last_error() から返されます (UTF-8 モード で正規表現を実行した場合のみ)。 5.2.0
PREG_BAD_UTF8_OFFSET_ERROR オフセットが妥当な UTF-8 コードポイントの開始位置に対応しない場合に preg_last_error() から返されます (UTF-8 モード で正規表現を実行した場合のみ)。 5.3.0
PREG_JIT_STACKLIMIT_ERROR 直近の PCRE 関数の実行が JIT スタック空間の制限によって失敗した場合に preg_last_error() から返されます。 7.0.0
PCRE_VERSION PCRE のバージョンおよびリリース日 (例: "7.0 18-Dec-2006")。 5.2.4
関連キーワード:  preg, 定数, フラグ, 定義, マッチ, パターン, 配列, matches, 実行, PCRE