実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。

Yaml 設定オプション
名前 デフォルト 変更可能 変更履歴
yaml.decode_binary 0 PHP_INI_ALL
yaml.decode_php 0 PHP_INI_ALL 1.2.0 で追加されました。2.0.0 より前のデフォルトは 1 でした
yaml.decode_timestamp 0 PHP_INI_ALL
yaml.output_canonical 0 PHP_INI_ALL
yaml.output_indent 2 PHP_INI_ALL
yaml.output_width 80 PHP_INI_ALL

以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。

yaml.decode_binary bool

デフォルトではオフです。オンにすると、明示的にタグ "tag:yaml.org,2002:binary" がつけられた base64 バイナリエンコード形式のエンティティをデコードします。

yaml.decode_php bool

デフォルトではオフです。 しかし、明示的に "!php/object" タグを指定した phpオブジェクトをアンシリアライズさせたい場合には、オンにできます。

yaml.decode_timestamp int

YAML ドキュメントストリームにおける暗黙的なスカラー、 および明示的に "tag:yaml.org,2002:timestamp" がつけられたスカラーの デコードを制御します。デフォルト設定は 0 で、これはなにもデコードしません。 1 を設定すると、strtotime() を使って timestamp 値を Unix タイムスタンプに変換します。 2 を設定すると、date_create() を使って timestamp 値を DateTime オブジェクトに変換します。

yaml.output_canonical bool

デフォルトではオフです。オンにすると、標準形式の出力となります。

yaml.output_indent int

セクションの字下げに使うスペースの数。 1 から 10 までの間の値でなければなりません。

yaml.output_width int

行の長さの推奨値。-1 は、無制限を意味します。

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