35.7. tty --- 端末制御のための関数群

ソースコード: Lib/tty.py


tty モジュールは端末を cbreak および raw モードにするための関数を定義しています。

このモジュールは termios モジュールを必要とするため、 Unix でしか動作しません。

tty モジュールでは、以下の関数を定義しています:

tty.setraw(fd, when=termios.TCSAFLUSH)

ファイル記述子 fd のモードを raw モードに変えます。 when を省略すると標準の値は termios.TCSAFLUSH になり、 termios.tcsetattr() に渡されます。

tty.setcbreak(fd, when=termios.TCSAFLUSH)

ファイル記述子 fd のモードを cbreakモードに変えます。 when を省略すると標準の値は termios.TCSAFLUSH になり、 termios.tcsetattr() に渡されます。

参考

モジュール termios
低水準端末制御インタフェース。
関連キーワード:  端末, termios, 関数, 制御, モジュール, モード, TCSAFLUSH, when, 標準, Unix