chacl はファイルまたはディレクトリの ACL を変更する。 指定された ACL は pathname 引き数の各ファイルに適用される。
各 ACL は文字列であり、 acl_from_text(3) ルーチンを使って解釈される。 これらの文字列は、tag:name:perm という形式の コンマで区切られた節 (clause) で構成される。 ここで tag は以下の何れかである:
name は ACL エントリのユーザ名まはたグループ名を表す文字列である。 ユーザまたはグループの ACL エントリにおいて name が空の場合は、 それぞれファイルの所有者とファイルのグループを表す。 perm は文字列 "rwx" であり、 各エントリはそのタイプのアクセスを許可しないことを示すために "-" で置き換えることができる。 例えば、"r-x", "--x", "---" のように書ける。
chacl u::rwx,g::r-x,o::r-- file
ファイルの所有者は "rwx"、ファイルのグループは読み込みと実行、 その他のユーザはファイルの読み込みアクセスのみという許可を持つように、 ファイル ACL が設定される。
以下は最低限の ACL ではない。 つまり、ファイルの所有者または所有グループ以外の ユーザまたはグループを指定する場合は、 マスクエントリを持たなければならない:
chacl u::rwx,g::r-x,o::r--,u:bob:r--,m::r-x file1 file2
newdir 対して olddir と同じ デフォルト ACL とアクセス ACL を設定するには、 以下のように入力すればよい:
chacl -b `chacl -l olddir | \
sed -e 's/.*\[//' -e 's#/# #' -e 's/]$//'` newdir
ファイルの許可 (permission) ビットを変更すると、 ファイルアクセス ACL の設定が変更される (chmod(1) を参照)。 しかし、ファイル作成モードマスク (umask(1) を参照) は、ディレクトリのデフォルト ACL によって作成された ファイルのアクセス ACL 設定には影響しない。
ACL はファイルシステムの拡張属性であるので、 一般的なアーカイブユーティリティでは、通常はアーカイブやリストアされない。 拡張属性についての詳しい情報は attr(5) を参照すること。 XFS で拡張属性をバックアップする方法については、 xfsdump(8) を参照すること。
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