DIRCOLORS
Section: User Commands (1)
Updated: 18 June 2002
Index JM Home Page
名前
dircolors - `ls' コマンドのカラー出力の設定
書式
dircolors [-b] [--sh] [--bourne-shell] [-c] [--csh] [--c-shell] [-p] [--print-database] [--help] [--version] [FILE]
説明
dircolors コマンドは ls (及び dir、 等) コマンド用に、希望するカラー出力を得るためのシェルコマンドのシーケンスを出力する。
- eval `dircolors [OPTION]... [FILE]`
FILE を指定すると、 dircolors はファイルタイプや拡張子に応じたカラーを決めるためにそれを読む。指定しない場合には 予めプログラムに組み込まれたデータが使われる。これらのファイルの書式についての詳細は `dircolors --print-database'を実行する。
出力は環境変数 LS_COLORS を設定するシェルコマンドである。コマンドのオプションでどのシェル用かを指定することができ、 指定しないと dircolors は環境変数 SHELL の値から推測する。
このコマンドを実行後、`ls --color' (これを ls コマンドとエイリアスするのも良い) は希望したカラーでファイルをリスト出力する。
オプション
- -b, --sh, --bourne-shell
- Bourneシェル用コマンドを出力する。環境変数 SHELL に値が設定されていて csh もしくは tcsh のいずれでも終っていない場合にはこれが標準である。
- -c, --csh, --c-shell
- Cシェル用コマンドを出力する。環境変数 SHELL の値が csh もしくは tcsh のいずれかで終っている場合にはこれが標準である。
- -p, --print-database
- 読み込まれている標準のカラー構成情報を出力する。この出力はそれ自身で有効な構成ファイル となっており、設定できることについてかなり説明されている。
GNU 標準オプション
- --help
- 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
- --version
- 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
- --
- オプションリストを終了する。
環境変数
変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を持つ。 変数 LS_COLORS は ls コマンドに情報を渡すために使われる。
準拠
ls(1) コマンドのカラー出力は GNU での拡張である。
関連項目
ls(1)
注意
このページでは fileutils-4.1 パッケージでの dircolors コマンドについて説明している; その他のバージョンでは少し違いがあるかもしれない。修正や 追加は aeb@cwi.nl と aw@mail1.bet1.puv.fi そして ragnar@ragnar-hojland.com 宛てメイルしてください。プログラムのバグについては bug-fileutils@gnu.org へ報告してください。
関連キーワード
出力,
コマンド,
標準,
DIRCOLORS,
dircolors,
カラー,
シェル,
設定,
shell,
SHELL
Linux マニュアル 一覧
[man1]
[man2]
[man3]
[man4]
[man5]
[man6]
[man7]
[man8]
[a]
[b]
[c]
[d]
[e]
[f]
[g]
[h]
[i]
[j]
[k]
[l]
[m]
[n]
[o]
[p]
[q]
[r]
[s]
[t]
[u]
[v]
[w]
[x]
[y]
[z]
Index
- 名前
- 書式
- 説明
- オプション
- GNU 標準オプション
- 環境変数
- 準拠
- 関連項目
- 注意
This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 12:09:02 GMT, June 11, 2022