オプションは以下の通りである。
ログイン時刻は、月・日・時・分、の順に表示される。 ただし、ログインしてから 6 ヶ月以上経過している場合には、 時・分ではなく年が表示される。
不明なデバイス・アイドルしていない場合のアイドル時間・ログイン時刻は、 1 個のアスタリスクとして表示される。
11 桁の電話番号は ``+N-NNN-NNN-NNNN'' と表示される。 10 桁および 7 桁の電話番号は、11 桁のときの一部を取り出した形式で表示される。 また、5 桁の電話番号は ``xN-NNNN'' と表示され、 4 桁の電話番号は ``xNNNN'' と表示される。
端末への書き込みが許可されていない場合、 端末名が表示されている行に ``(messages off)'' と表示される。 -l オプションの場合、一人のユーザーに対して一つのエントリが表示される。 つまり、一人のユーザーが複数の端末でログインしている場合、 端末の数だけ端末情報が繰り返して表示される。
メールがない場合、メールの着信状況は ``No Mail.'' と表示される。 新しいメールが届いたあとにユーザーがメールボックスを参照した場合は、 ``Mail last read DDD MMM ## HH:MM YYYY (TZ)'' と表示される。 新しいメールがある場合は、 ``New mail received ...'', `` Unread since ...'' と表示される。
オプションが指定されていない場合に、引き数が与えられていると、 finger はデフォルトで -l 形式の出力をする。 また、引き数が与えられていないと、 デフォルトで -s 形式の出力をする。 情報が入手できないフィールドは、 どちらの形式においても表示されない点に注意すること。
引き数が与えられていない場合、 finger は現在システムにログインしている各ユーザーの情報を表示する。
finger はリモートマシン上のユーザーを調べる場合にも利用できる。 そのときには、 user を ``user@host '' または ``@host '' という形式で指定する。 前者の場合、デフォルトの表示は -l 形式である。 後者の場合、デフォルトの表示は -s 形式である。 -l オプションは、リモートマシンに渡される唯一のオプションである。
標準出力がソケットの場合、 finger は全てのラインフィード (^J) の前にキャリッジリターン (^M) を送る。 これは、 fingerd(8) によって起動されたときに、 リモートの finger からの問い合わせを処理するためである。
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