CACHEFLUSH

Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2007-05-26
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名前

cacheflush - 命令キャッシュやデータキャッシュの内容をフラッシュする  

書式

#include <asm/cachectl.h>

int cacheflush(char *addr, int nbytes, int cache);
 

説明

cacheflush() は addr から (addr+nbytes-1) の範囲のユーザーアドレスに対応する 指定されたキャッシュをフラッシュする。 cache には以下のいずれかを指定する:
ICACHE
命令 (instruction) キャッシュをフラッシュする。
DCACHE
変更があったキャッシュラインをメモリーに書き戻し、無効にする。
BCACHE
(ICACHE|DCACHE) と同じ。
 

返り値

cacheflush() は成功した場合は 0 を、失敗した場合は -1 を返す。エラーが検出された場合は errno にエラーが指示される。  

エラー

EFAULT
addr から (addr+nbytes-1) の範囲のアドレスの全てまたは一部が アクセス可能ではない。
EINVAL
cache パラメーターが ICACHE, DCACHE, BCACHE のどれでもない。
 

準拠

この Linux 特有のシステムコールは MIPS ベースのシステムでのみ有効である。 移植を意図したプログラムで使用すべきではない。  

バグ

現在の実装では、引き数 addrnbytes は無視される。そのため、 常に全てのキャッシュがフラッシュされる。  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

関連キーワード

CACHEFLUSH, キャッシュ, addr, エラー, cacheflush, nbytes, フラッシュ, バグ, DCACHE, ICACHE

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Time: 12:08:51 GMT, June 11, 2022