GETRESUID
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2017-09-15
Index JM Home Page
名前
getresuid, getresgid - 実、実効、保存、ユーザー ID / グループ ID を取得する
書式
#define _GNU_SOURCE /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <unistd.h>
int getresuid(uid_t *ruid, uid_t *euid, uid_t *suid);
int getresgid(gid_t *rgid, gid_t *egid, gid_t *sgid);
説明
getresuid() は、呼び出したプロセスの実 (real) UID、実効 (effective) UID、 保存 (saved) set-user-ID (getresgid の場合はグループ ID) を、 それぞれ引数 ruid, euid, suid に格納して返す。 getresgid() は、呼び出したプロセスのグループ ID について同様の処理を行う。
返り値
成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は -1 が返され、 errno が適切に設定される。
エラー
- EFAULT
- 指定した引数のどれかが、呼び出したプログラムのアドレス空間の外の アドレスである。
バージョン
これらのシステムコールはカーネル 2.1.44 から Linux に登場した。
プロトタイプ宣言は 2.3.2 以降の glibc では _GNU_SOURCE を定義していると得られる。
準拠
これらのコールは非標準である。 HP-UX や BSD 系のいくつかにも存在する。
注意
元々の Linux の getresuid() と getresgid() システムコールは 16 ビットのグループ ID だけに対応していた。 その後、Linux 2.4 で、32 ビットの ID に対応した getresuid32() と getresgid32() が追加された。 glibc の getresuid() と getresgid() のラッパー関数は カーネルバージョンによるこの違いを吸収している。
関連項目
getuid(2), setresuid(2), setreuid(2), setuid(2), credentials(7)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
関連キーワード
getresgid,
GETRESUID,
getresuid,
グループ,
バージョン,
gid,
エラー,
uid,
pages,
euid
Linux マニュアル 一覧
[man1]
[man2]
[man3]
[man4]
[man5]
[man6]
[man7]
[man8]
[a]
[b]
[c]
[d]
[e]
[f]
[g]
[h]
[i]
[j]
[k]
[l]
[m]
[n]
[o]
[p]
[q]
[r]
[s]
[t]
[u]
[v]
[w]
[x]
[y]
[z]
Index
- 名前
- 書式
- 説明
- 返り値
- エラー
- バージョン
- 準拠
- 注意
- 関連項目
- この文書について
This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 12:08:48 GMT, June 11, 2022