int readdir(unsigned int fd, struct old_linux_dirent *dirp, unsigned int count);
注: このシステムコールには glibc のラッパー関数は存在しない。「注意」の節を参照。
readdir() は、ファイルディスクリプター fd が参照しているディレクトリから old_linux_dirent 構造体をひとつ読み込み、 dirp で指されたバッファーに格納する。 count 引数は無視される。最大で 1 個の old_linux_dirent 構造体が読み出される。
old_linux_dirent 構造体は (Linux カーネルのファイル fs/readdir.c で内部用として) 以下のように宣言される:
struct old_linux_dirent {
unsigned long d_ino; /* inode 番号 */
unsigned long d_offset; /* この old_linux_dirent へのオフセット */
unsigned short d_namlen; /* この d_name の長さ */
char d_name[1]; /* (NULL 終端された) ファイル名 */ }
d_ino は inode 番号である。 d_offset はディレクトリの最初からこの old_linux_dirent までの距離である。 d_reclen は d_name の大きさで、終端のヌルバイト ('\0') を含まない。 d_name はヌルで終端されたファイル名である。
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