#include <sys/time.h> int adjtime(const struct timeval *delta, struct timeval *olddelta);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
adjtime():
Since glibc 2.19:
_DEFAULT_SOURCE
Glibc 2.19 and earlier:
_BSD_SOURCE
struct timeval {
time_t tv_sec; /* 秒 */
suseconds_t tv_usec; /* マイクロ秒 */ };
delta の調整量が正の場合、調整量に達するまでシステムクロックを 少し割合だけスピードアップさせる (つまり、毎秒クロック値に少しだけ 時刻を加算する)。 delta の調整量が負の場合、同様の方法でクロックを遅くする。
adjtime() が呼び出されたときに以前の adjtime() の呼び出しによるクロックの調整がまだ実行中で、かつ後の adjtime() の delta が NULL でない場合、実行中の調整は停止される。 しかし、すでに実行された調整の取り消しは行われない。
olddelta が NULL でない場合、 olddelta が指すバッファーに、過去の調整要求でまだ完了せず残っている時間量が 格納して返される。
インターフェース | 属性 | 値 |
adjtime() | Thread safety | MT-Safe |
adjtime() はシステム時刻に少しずつ調整を行うために使用されることを期待されている。 ほとんどのシステムでは、 delta に指定できる調整量に制限を課している。 glibc の実装では、 delta は (INT_MIN / 1000000 + 2) 以上 (INT_MAX / 1000000 - 2) 以下 (i386 では -2145 以上 2145 以下) でなければならない。
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