ATAN

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2017-09-15
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名前

atan, atanf, atanl - 逆正接(arc tangent)関数  

書式

#include <math.h>

double atan(double x);
float atanf(float x);
long double atanl( long double x);

-lm でリンクする。

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

atanf(), atanl():

_ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L
    || /* Since glibc 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
    || /* Glibc versions <= 2.19: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
 

説明

これらの関数は x の逆正接(arc tangent)の主値を計算する。 すなわち、 その正接(tangent)が x となるような値である。  

返り値

成功すると、これらの関数は x の逆正接の主値をラジアン単位で返す。 返り値は [-pi/2, pi/2] の範囲となる。

x が NaN の場合、NaN が返される。

x が +0 (-0) の場合、+0 (-0) が返される。

x が正の無限大 (負の無限大) の場合、+pi/2 (-pi/2) が返される。  

エラー

エラーは発生しない。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース 属性
atan(), atanf(), atanl() Thread safety MT-Safe
 

準拠

C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.

double 版の関数は SVr4, 4.3BSD, C89 にも準拠している。  

関連項目

acos(3), asin(3), atan2(3), carg(3), catan(3), cos(3), sin(3), tan(3)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

関連キーワード

ATAN, SOURCE, 正接, 関数, atanf, atanl, エラー, pages, 属性, tangent

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Time: 12:08:45 GMT, June 11, 2022