FDIM
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-06-09
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名前
fdim, fdimf, fdiml - 正の差分を計算する
書式
#include <math.h>
double fdim(double x, double y);
float fdimf(float x, float y);
long double fdiml(long double x, long double y);
-lm でリンクする。
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
fdimf(), fdiml():
- _ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L
説明
これらの関数は、二つの引数間の正の差分 max(x-y,0) を返す。
返り値
成功すると、これらの関数は正の差分を返す。
x か y が NaN の場合、NaN が返される。
結果がオーバーフローする場合、範囲エラー (range error) が発生し、 各関数はそれぞれ HUGE_VAL, HUGE_VALF, HUGE_VALL を返す。
エラー
これらの関数を呼び出した際にエラーが発生したかの判定方法についての情報は math_error(7) を参照のこと。
以下のエラーが発生する可能性がある。
- 範囲エラー (range error): 結果のオーバーフロー
- errno に ERANGE が設定される。 オーバーフロー浮動小数点例外 (FE_OVERFLOW) が上がる。
バージョン
これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース |
属性 |
値
|
fdim(), fdimf(), fdiml() |
Thread safety |
MT-Safe
|
準拠
C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.
バグ
Before glibc version 2.24 on certain architectures (e.g., x86, but not x86_64) these functions did not set errno.
関連項目
fmax(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
関連キーワード
FDIM,
エラー,
関数,
fdimf,
fdiml,
発生,
HUGE,
バージョン,
long,
float
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- 名前
- 書式
- 説明
- 返り値
- エラー
- バージョン
- 属性
- 準拠
- バグ
- 関連項目
- この文書について
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Time: 12:08:42 GMT, June 11, 2022