この関数は現在の時刻を、紀元 (Epoch; 1970-01-01 00:00:00 +0000 (UTC)) からの秒数とミリ秒数で返す。 時刻は tp で返され、これは以下のように定義されている:
struct timeb {
time_t time;
unsigned short millitm;
short timezone;
short dstflag; };
ここで、time は紀元 (the Epoch) からの秒数、 millitm は 紀元から time 秒後からのミリ秒数である。 timezone フィールドはグリニッジから西周りの分で計測される ローカルタイムゾーンである(負数の場合はグリニッジからの東回りの分を 示す)。 dstflag フィールドは、もし 0 でなければ一年の一部で夏時間が 存在することを示すフラグである。
POSIX.1-2001 では、timezone と dstflag の内容は未定義である; これに頼るのは避けること。
インターフェース | 属性 | 値 |
ftime() |
Thread safety | MT-Safe |
この関数は古いものである。使ってはならない。 秒単位の時間で十分なら、 time(2) が利用できる。 gettimeofday(2) でマイクロ秒が得られる。 clock_gettime(2) でナノ秒が得られるが、広く利用可能な訳ではない。
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