GETDTABLESIZE

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2020-06-09
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名前

getdtablesize - ファイルディスクリプターテーブルのサイズを取得する  

書式

#include <unistd.h>

int getdtablesize(void);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

getdtablesize():

glibc 2.12 以降:
/* Glibc 2.19 以降: */ _DEFAULT_SOURCE
    || /* glibc 2.19 以前: */ _BSD_SOURCE
    || ! (_POSIX_C_SOURCE >= 200112L)
glibc 2.12 より前:

 _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500
 

説明

getdtablesize() は 1 つのプロセスのオープンできるファイル数の最大値を返す。 返り値はファイルディスクリプターの取り得る最大値より 1 大きい値である。  

返り値

プロセス毎にオープンできるファイル数の現在の制限値。  

エラー

Linux では、 getdtablesize() は getrlimit(2) で説明されているエラーを返すことがある。 下記の「注意」を参照のこと。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース 属性

 getdtablesize()
Thread safety MT-Safe
 

準拠

SVr4, 4.4BSD (getdtablesize() 関数は 4.2BSD で最初に現われた)。 これは POSIX.1 で規定されていないので、 移植性のあるアプリケーションはこの呼び出しの代わりに sysconf(_SC_OPEN_MAX) を使うべきである。  

注意

glibc 版の getdtablesize() は、 getrlimit(2) を呼び出して、現在の RLIMIT_NOFILE を返す。 呼び出しに失敗した場合は OPEN_MAX を返す。  

関連項目

close(2), dup(2), getrlimit(2), open(2)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

関連キーワード

getdtablesize, GETDTABLESIZE, SOURCE, pages, 参照, エラー, 属性, 注意, getrlimit, 最大

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Time: 12:08:42 GMT, June 11, 2022