MKDTEMP

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2016-07-17
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名前

mkdtemp - 他と重ならない一時的なディレクトリを作成する  

書式

#include <stdlib.h>

char *mkdtemp(char *template);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

mkdtemp():

/* glibc 2.19 以降: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* glibc 2.19 以前: */ _BSD_SOURCE
|| /* glibc 2.10 以降: */ _POSIX_C_SOURCE >= 200809L
 

説明

mkdtemp() 関数は、他と重ならない名前の一時的なディレクトリを template から作成する。 template の後から 6 文字は XXXXXX でなければならない。 この部分はディレクトリ名を他と重ならなくするための 文字列で置き換えられる。 ディレクトリは許可属性を 0700 として作成される。 template は変更されるので、文字列定数にしてはならず、文字配列にすべきである。  

返り値

成功した場合、 mkdtemp() 関数は 変更された template 文字列へのポインターを返す。 失敗した場合は、NULL を返して、 errno を適切に設定する。  

エラー

EINVAL
template の最後の 6 文字が XXXXXX でない。この場合、template は変更されない。

errno に設定される他の値については、 mkdir(2) を参照すること。  

バージョン

glibc 2.1.91 以降で利用可能。  

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース 属性
mkdtemp() Thread safety MT-Safe
 

準拠

POSIX.1-2008. この関数は BSD に存在する。  

関連項目

mktemp(1), mkdir(2), mkstemp(3), mktemp(3), tempnam(3), tmpfile(3), tmpnam(3)  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

関連キーワード

template, MKDTEMP, mkdtemp, 属性, ディレクトリ, 文字, SOURCE, 参照, 変更, 関数

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Time: 12:08:37 GMT, June 11, 2022