#include <stdlib.h> int putenv(char *string);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
putenv(): _XOPEN_SOURCE
|| /* Glibc since 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* Glibc versions <= 2.19: */ _SVID_SOURCE
インターフェース | 属性 | 値 |
putenv() | Thread safety | MT-Unsafe const:env |
バージョン 2.1.2 以降では、 glibc の実装は SUSv2 に準拠している。 putenv() で与えられたポインター string が使われる。 この文字列は環境の一部となり、後で変更すると環境も変わる。 (従って、 putenv() を自動変数を引数として呼び出し、 stringが環境の一部のままで呼び出した関数から return するとエラーになる) しかし、glibc バージョン 2.0 から 2.1.1 まででは違っており、文字列のコピーが使われる。 これはメモリーリークを引き起こすだけでなく、 SUSv2 にも違反している。
4.4BSD バージョンでは、glibc 2.0 と同様にコピーを使う。
SUSv2 ではプロトタイプから const が取り除かれており、 glibc 2.1.3 もそのようになっている。
The GNU C library implementation provides a nonstandard extension. If string does not include an equal sign:
putenv("NAME");
then the named variable is removed from the caller's environment.
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