typedef void (*sighandler_t)(int);
sighandler_t sysv_signal(int signum, sighandler_t handler);
しかしながら、 sysv_signal() は System V の信頼性に欠けるシグナル処理方式を提供している。 信頼性に欠けるシグナル処理方式は以下の特徴を持つ。 a) ハンドラーが起動されると、シグナルの処理方法 (disposition) が デフォルトにリセットされる、 b) シグナルハンドラーの実行中は、それ以降に発生した同じシグナルの配送が ブロックされない、 c) ハンドラーが停止中の (blocking している) システムコールを中断した場合、 自動的に再開されないシステムコールがある。
インターフェース | 属性 | 値 |
sysv_signal() | Thread safety | MT-Safe |
以前の Linux システムでは、 sysv_signal() と signal(2) は等価であった。しかし、新しめのシステムでは、 signal(2) は信頼性のあるシグナル処理方式を提供している。 詳細は signal(2) を参照。
sighandler_t を使っているのは GNU による拡張である。 この型は機能検査マクロ _GNU_SOURCE を定義した場合にのみ定義される。
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