#include <dirent.h> long telldir(DIR *dirp);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
telldir():
_XOPEN_SOURCE
|| /* glibc 2.19 以降: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* glibc 2.19 以前: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
インターフェース | 属性 | 値 |
telldir() | Thread safety | MT-Safe |
初期のファイルシステムでは、 telldir() が返す値は単なるディレクトリ内のファイルオフセットであった。最近のファイルシステムでは、ディレクトリを表現するのに、フラットなテーブルではなく、ツリー構造やハッシュ構造が使用されている。このようなファイルシステムでは、 telldir() が返す値 (および readdir(3) が内部で使用する値) は、ファイルシステム実装がディレクトリ内での位置を得るのに使用する "cookie" となる。アプリケーションプログラムでは、必ずこの値を内容の意識せず単なる値として扱うべきであり、その内容について前提を持つべきでは「ない」。
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