TRUNC
Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2019-03-06
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名前
trunc, truncf, truncl - 0 に近い方の整数値に丸める
書式
#include <math.h>
double trunc(double x);
float truncf(float x);
long double truncl(long double x);
-lm でリンクする。
glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):
trunc(), truncf(), truncl():
- _ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L
説明
これらの関数は、絶対値が x よりも大きくない直近の整数値を返す。
返り値
これらの関数は、丸められた整数値を、浮動小数点形式で返す。
x が整数、無限大、NaN の場合、x 自身が返される。
エラー
エラーは発生しない。
バージョン
これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
属性
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース |
属性 |
値
|
trunc(), truncf(), truncl() |
Thread safety |
MT-Safe
|
準拠
C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.
注意
これらの関数が返す整数値は整数型 (int, long など) に格納するには大き過ぎるかもしれない。 オーバーフローが起こった場合の結果は分からないので、 オーバーフローを避けるため、アプリケーションでは整数型に代入する前に 返された値の範囲確認を実行すべきである。
関連項目
ceil(3), floor(3), lrint(3), nearbyint(3), rint(3), round(3)
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
関連キーワード
TRUNC,
整数,
trunc,
truncf,
truncl,
関数,
属性,
バージョン,
エラー,
long
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- 書式
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Time: 12:08:39 GMT, June 11, 2022