RQUOTAD

Section: Maintenance Commands (8)
Updated: 8 Mar 2001
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名前

rquotad, rpc.rquotad - リモートクォータサーバ  

書式

/usr/etc/rpc.rquotad [-p port ]  

説明

rquotadrpc(3) のサーバであり、 リモートマシンで NFS マウントされている ローカルファイルシステムの、 あるユーザに対するクォータ (quota: 割当のこと) を返す。 この結果は、 quota(1) がリモートファイルシステムにおけるユーザクォータ を表示するために用いられる。

rquotad デーモンは、通常ブート時に、 rc.net スクリプト (Slackware など、BSD 的なスクリプトのシステム) か、 /etc/rc.d/init.d/ または /etc/init.d/ にある nfs スクリプト (RedHat や SuSE など、SysV 的なスクリプトのシステム) から起動される。  

オプション

-p, --port port
rpc.rquotad が listen するポートを指定する。 デフォルトでは rpc.rquotadportmap(8) にポート番号を割り当ててくれるよう要求する。 このマニュアルの執筆時点では、 portmap が常に割り当てに用いるような、標準的なポート番号はない。 ポートの指定は、ファイアウォールを実装するときに便利だろう。
 

TCP_WRAPPERS のサポート

この版の rpc.rquotadtcp_wrapper ライブラリによって保護されている。 クライアントからの rpc.rquotad に対するアクセスが必要なら、 許可するよう設定しなければならない。.bar.com ドメインの クライアントからのアクセスを許可するには、 /etc/hosts.allow に次のように書けばよい。

rquotad: .bar.com

デーモンの名前は (バイナリのファイル名が異なっていても) rquotad としなければならない。

詳細は tcpd(8) と hosts_access(5) 各 man ページを見てほしい。  

ファイル

quota.user, quota.group -- ファイルシステムのルートに置かれる quota ファイル  

関連項目

quota(8), rpc(3N), nfs(5), services(5), portmap(8), inetd(8)

関連キーワード

rquotad, RQUOTAD, quota, ポート, スクリプト, 名前, portmap, hosts, bar, 許可

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